i3DESIGNインターンてらにしのUkraine滞在記_2:ハリコフに到着して

モスクワでのトランジット。一番安い航空券を選んだため20時間半待ち。貧乏学生にとっては背に腹はかえられない。それにまだまだ若いしな!と思いつつも今回の滞在で一番体力使うところだと覚悟はしていたんだけど…

今日はモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港で一夜を明かしたこと、その後モスクワ〜キエフ〜ハリコフと移動したことについて書こうと思う。

空港で20時間半を過ごす

ハリコフまで一番安く行く手段を探してモスクワ経由のキエフ行き航空券を探してアエロフロート航空の航空券をいくつか見つける。その中でもトランジットの待ち時間が鬼のように長い航空券はなぜかモスクワ行きの航空券より安かった。海外旅行にしても滞在にしても最も高くつく買い物が航空券。これをなるべく安くして現地での予算にまわしたい。迷うことなく20時間半の航空券を購入。ロシアはビザ取るのが面倒だから入国はしない。空港のターミナルで20時間半粘るつもりだ。

モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港には現地時間2月20日の18時半に到着した。機内食を食べたばかりだし何より空港内のお店は高い。空港内にはWifiも電源も使えるところがいくつもあると事前に調べてわかっていたし時間つぶすのには困らないかなと思っていた。22時頃まではプログラムを書いて過ごしていたのだけどさすがに疲れてきた。よくよく考えたら日本時間の午前4時に起きていて、モスクワでの22時は日本で午前3時。23時間起きている。眠いわけだ。キエフ行きの飛行機は翌日の15時発。起きている必要もないし寝ることにした。バンコクのスワンナプーム空港で一泊したときはバックパックとズボンのベルトとベンチをワイヤーロックでぐるぐる巻きにしてベンチに横になって寝たのを思い出した。今回もそれをやろうと思ったのだけどベンチに肘掛けが付いていて横になれない。頑張って座って寝ようとしたけど我慢の限界がきた。横になれる場所を探してさまよっていたら絨毯の上に寝袋で寝ている強者が何人かいた。なるほどな、と思って自分も絨毯の上にタオルを敷いて寝た。そういうこともあるさ。

トランジットのため空港で一夜を明かす渡航者向けにトランジット用のホテルというものがあるらしいのだけど、実態は高い金を払って入る収容所だと聞いている。そもそもビザ持っている人は空港から出て安いホテルで一泊すればいいのであり、ビザを持たない人は空港で過ごすかトランジットホテルで過ごすかの二択しかない。ホテルとは言っても入国手続きが済んでいないのだから監視付き。それを面白がって泊まる人もいるらしいけど高い金払ってまでやりたいことではないからパス。それだったら空港のレストランでおいしいもの食べるわ。
そんなふうに考えながら寝た。空港内は暖房きいてて良かった。耳栓とアイマスクも手荷物に入れておいたのですぐ寝れた。

しかし寒さで目が覚める。もう朝か。時計を見たら午前1時。2時間しか寝ていない。空港内は人がほとんどいない。暖房も切られている。寒くて眠れん。しょうがないから散歩して体を温める。お腹が空いてきたがお店が開いていない。ベンチで座って寝る。首が痛くて起きる。ネットして時間をつぶす。眠いから寝る。おしりが痛くて起きる。読書する。眠くて集中できなくて寝る。やっと7時になる。お店が開く。高いけどしょうがなく朝食。ようやく目が覚める。プログラムを書いたり勉強したりして搭乗まで過ごす。頭フラフラするけど飛行機乗れた。成田→モスクワの飛行機とクオリティがぜんぜん違う。ボロくて小さい飛行機。本当に同じ航空会社か。けど眠いので爆睡。起きたらキエフ。たった90分ほどのフライト。飛行機が無事に着陸したとき、狭い機内で拍車が起こった。15時にモスクワを出たのに14時半に着くという不思議。やっとウクライナに着いた。

想像以上に英語が通じない

空港から駅まではバスがあることは知っていた。タクシーはトラブルになりやすいから避けたい。ドルをグリブナに両替してバスを探す。キリル文字が読めると意外と単語がわかる。терминал、автобусってそのままやないか。バス見つけたけど、どこに向かうバスかわからない。英語で聞いたらНет(いいえ)って言われた。本当に英語が通じないのだな。バスの運転手に「ピブデニー」と駅の名前を言ったら、『Да(はい)』と返事がかえってきたのでバスに乗った。バスのチケットとか何も持っていなくてドキドキしたけど、バスが発車する前に運転手が運賃を回収にまわってきた。安心した。全く言葉が通じない国で現地の人に囲まれて長い距離をバス移動。そういえばカンボジアでも上海でもそんなことあったなと思いながら景色を眺めていたら駅に着いた。アジア人が全くいない。やはり自分は目立つのか何度か声をかけられた。無視していたけど英語が通じるか試してみたらやっぱり通じない。観光事業もあまり進んでいないこともあって英語の表記もほとんどないし。チケットカウンターを見つけて予約確認書を渡してチケットをもらう。10グリブナでパンを2つ買って駅のホームで時間をつぶす。

高速鉄道でハリコフへ


駅のホームに降りてみると隣のホームにものすごくレトロな感じの鉄道が。こんなので時間通りにハリコフに着くのだろうかと思いながら景色を眺める。それにしても思ったより寒くない。日本と違って空気が乾いているからかな、わからないけど。カイロたくさん持ってきたけどいらんかったなとか考えてたらめっちゃ綺麗な鉄道が来た。なんでもUEFA EURO 2012のために作られたそうで最高時速は160キロ。乗ってみたら快適。一番グレードの高い席を予約していたのだけど、ハリコフまでで40USDもかからない。車内は当然のようにWifiついているし。ハリコフまで4時間半で行けてしまった。

滞在先のアパートに無事到着

Stevenとは密に連絡をとっていたので鉄道を降りてすぐに見つけてもらえた。握手して雑談をしてタクシーを拾ってもらって滞在先のアパートに案内してもらう。アパートは街の中心部にあってアクセスはかなり良い。期待していたが着いてみると建物自体はかなり古そうだ。鉄の重たいドアを開けてエントランスでエレベーターに乗る。エレベーターがものすごく古い。3人乗ったらぎゅうぎゅうであろう狭さに加え、なんとドアが手動。アパートに着いていきなり驚かされた。自分の部屋はどんなもんかと思いながらドアを開けると、内装はリフォームされていてかなりキレイ。家具だけでなくタオルや食器もそろっていてインターネットも使えるので大満足。手配してくれたStevenや芝さんには大感謝です。Stevenから部屋のこととか軽く説明を受けて翌日10時に迎えに来てもらうことにしてお別れ。やっとベッドで眠れると思いつつも、荷物を整理して貴重品を隠してから寝た。

続く

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