i3DESIGNインターンてらにしのUkraine滞在記_8:やり尽くす

ハリコフの残りの一週間もあっという間に過ぎてしまった。あれもやろうこれもやろうと考えていたことが一つずつ終わっていき、気づけばハリコフを出てキエフへ戻る寝台列車の中。帰路についている自分が信じられない。「あぁ帰るんだ」とブログを書きながらひしひしと認識している。

ハリコフでの最後の一週間はやろうと思っていたことをすべてやったような気がする。仕事を含め、いろんなことを最後までやったということに対してなぜか達成感はあまりない。むしろ「一ヶ月という期間限定の滞在での目標を設定して実際にやり終える」ことによって、”あとは帰るだけ”というのが強調されて少し寂しい感じだ。そのぐらい自分にとってこちらの生活が心地良いものであったのだなと感じられる。

思い残すことはないぐらいにやり尽くした


3月17日(日)
タスクを片付けて夕方まで家でゆっくり休む。18時からはバレエを見に行った。バレエはこの時が初めてだったから新鮮だった。すごいなぁと思って見とれていたらいつの間にか終わった。

3月18日(月)
この日は一日中仕事。帰りにスーパーで買い物した。一人で買い物できるぐらいにはこっちの生活には慣れたと実感した。

3月19日(火)
終日仕事。i3DとUKRの業務改善のためにヒアリングしたことやフィードバックをまとめる。いよいよ任務も終わりに近づいてきた。

3月20日(水)
この日は日本は祝日。昼まで仕事して夕方からはオフィスのみんなでバニャへ。男6人で小さな山小屋を貸し切って、100度近いサウナと氷点下のバルコニーにあるプールを往復。体が乾いたら裸のままリビングへ直行してビールで給水。ゲラゲラ大笑いしながらバカ騒ぎした。「こんなに最高な娯楽が他にあるか、このブログでも番外編でバニャについて一記事書こうかな」と思うぐらいバニャは楽しかった。

3月21日(木)
バニャのおかげで体が軽い。仕事も大詰め。20時まで働いて順子さんの家でピザパーティ。打ち明け話をしたりして最後の最後まで話し続けた。

3月22日(金)
最後の出勤。その前にショッピングセンターでプレゼントを買う。お世話になった職場のみなさんに感謝の気持ちを伝えてプレゼントを渡した。最後の仕事が終わり、送別会として寿司を食べに行った。まさかの日本食。ビールと寿司の組み合わせは最高。おいしかった。

3月23日(土)
ハリコフでの生活も最終日。荷造りをして昼にアパートを退去してオフィスに荷物を置く。それからスピーキングクラブに参加して、思い出作りのために連れ回してもらった。大きな公園で観覧車に乗ったりジェットコースターに乗ったり。ロープウェイで大移動して散歩してお別れ。友達のおかげでこの一ヶ月本当に充実していたから少し寂しい。夜にオフィスに戻って次の日のキエフ観光の予定をやっと考え始める。急いで調べて日程決めてホテルも取ってようやく形になったころ、Stevenが迎えに来て駅へ。見送りに来てくれた順子さんOlegさんと写真を撮ってお別れ。二人には感謝してもしきれない。初の寝台車に心を踊らせる。帰路についたことにホッとしてグッスリと眠れた。

ハリコフで暮らしてみて

短い間だったけどハリコフで生活することができて本当に良かった。仕事の経験、遊びの思い出、そして友達、何もかもが宝物だ。21歳という歳で得られたこれらのものは、自分の中に沈殿してしまうものではなく、これからの自分の価値観や判断基準に常に影響を与えて生き続ける自分の核の部分になると思う。

まだ帰路の途中で、振り返りや頭の整理が十分にできていないので掘り下げて書けることがないのだが、一つ感じたことは、日本という環境が圧倒的に恵まれているということ。まぁそういうとありきたりな結論っぽくて面白みも何もないのだけど、自分を試す場として海外があるのなら、自分を磨く環境が何でもそろっている日本を修行の場ととらえて、次の渡航までに日本で篭ってシコシコ自己研鑚しようかな。

続く

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